1995〜1997

デザイン期

この頃のヒットソング


1995

TOMORROW(岡本真夜)
ロビンソン(スピッツ)
LOVE LOVE LOVE(DREAMS COME TRUE)
WOW WAR TONIGHT(H Jungle with t)
ズルい女(シャ乱Q)

ファンタジー (マライア・キャリー)
悪魔を憐れむ歌 (ガンズ・アンド・ローゼス)
レディ・ラック (ロッド・スチュアート)
オールウェイズ・ラヴ・ユー/ビゲスト・パート・オブ・ミー (TAKE6)
シャイ・ガイ (ダイアナ・キング)


1996

Don't wanna cry(安室奈美恵)
La-La-La LOVE SONG(久保田利伸)
DEPARTURES (globe)
青いイナズマ (SMAP)
これが私の生きる道 (PUFFY)

あなたにいて欲しい(スウィング・アウト・シスター)
I’ll DO IT〜愛のパトワ(NAHKI&ダイアナ・キング)
TO LOVE YOU MORE(セリーヌ・ディオン)
若葉のころ(ビージーズ)
ドゥビ・ドゥビ(ミー・アンド・マイ)


 

<コードすっきりワイヤレス>

 
型名:
WM-WX1
(キャリングポーチ付属)
通称:
ワイヤレスウォークマン
本体寸法(WxHxD):
81.1×112.1×23.8mm
重量(充電池含む):
195g
電源:
付属ガム型充電池(NC-6WM・リモコン用NC-4WM)
  単三乾電池×1・リモコン用単四乾電池×1
電池寿命:

マンガン電池7時間、アルカリ電池19時間(単三乾電池)

7時間(充電式電池)25時間(アルカリ乾電池+充電池兼用)
最大出力:
ヘッドホン出力4mw+4mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
  EX D.B.B.回路搭載・快適音量スイッチ(A.V.L.S)装備
付属ヘッドホン:
ツインターボ方式音漏れ減少ワイヤレスレシーバ
  A面/B面おしらせ機能・AMS・ブランクスキップ
25倍高速サーチ・一曲リピート機能
  音揺れガードメカ・オートテープセレクタ・オートリバース機能搭載
標準価格:
27,000円(税別)

コード巻取りレシーバでさらにフリースタイルに

EX911で実現したリモコンにコードを収納するというアイデアは、このワイヤレスモデルWX1に採用されることによって、ワイヤレスリスニング・ワイヤレスキャリングというウォークマンの理想形態にさらに一歩近づきました。このモデルでは、リモコンの液晶部分に蓄光素材を採用、現在の液晶バックライトの先駆けとなりました。さらにリモコン電源は充電池と単四乾電池のコンパチブルを実現し、リモコン充電池の電池切れ時でもリスニング可能となりました。またトップローディング式の「ワンプッシュ・イジェクト」機能も引き続き採用。うーんこれって今でも新製品で出せそう・・無理?


 

Jリーグモデル「ウォークマン」

WM-EJ95

標準価格8,000円(税別)

当時のJリーグ14チームのマスコットがプリントされた。

本体は久々のスポーツタイプ。(JIS防浸型。ヘッドフォンは防滴II型)

テープ確認窓がサッカーボールのモールドになっていた。


 

FM/AMレコーディング「ウォークマン」

WM-GX312

(キャリングポーチ付属)

標準価格12,000円(税別)

ほとんど単なるテレコ。これは名前だけですね。


16周年「ウォークマン」

WM-EX2

(キャリングポーチ付属)

標準価格21,000円(税別)

EX1の改良モデル。ついに連続再生時間が50時間に。


 

16周年「ウォークマン」

WM-FX2

(キャリングポーチ付属)

標準価格31,000円(税別)

FX1の改良モデル。こちらの連続再生時間は48時間。


ベーシック「ウォークマン」

WM-EX622

(キャリングポーチ付属)

標準価格13,000円(税別)


 

FM/AMチューナ付き「ウォークマン」

WM-FX822

標準価格22,000円(税別)

乗り越し防止タイマーアラーム機能つき。





<元祖フロストボディ

 
型名:
WM-EQ2
 
通称:
ビーンズウォークマン
本体寸法(WxHxD):

131×97.5×40.1mm

重量(充電池含む):
185g
電源:

単三乾電池×2

電池寿命:
マンガン電池5時間、アルカリ電池20時間(単三乾電池)
最大出力:
ヘッドホン出力5mw+5mw
ノイズリダクション:
なし
  快適音量スイッチ(A.V.L.S)装備
付属ヘッドホン:
専用ヘッドフォン
  音揺れガードメカ・オートリバース機能搭載
標準価格:
8,000円(税別)

デザインとはこうでなくちゃ、ね。

これまで何度か登場したデザインオリエンテッドモデルですが、このモデルでは機能的な部分は思いきって省略し(ヘッドフォンリモコンなし・外部電源未対応、ガム型充電池の対応も見送られた)、「見せる楽しさ」を徹底追求。カラフルなシースルーのボディとこれまでにない丸っこくてかわいいボディシェイプが大受けし、以後のカジュアルオーディオデザインプロジェクト「PUNK-II(パン・ツー)」につながっていきます。また、このモデルはウォークマンとしては初めて女性がデザインを手がけたモデルということです。そういう意味では、これまでのウォークマンは基本的に男性の感覚でデザインされていたわけです。 しかしこのBeans、一目見てあの「iMac」のデザインに大いなるヒントをあたえたモデルであることが分かります。もうスケルトンのコードまでそっくり。。。


EX622のFM/AM録音再生付き「ウォークマン」

WM-GX622

標準価格:オープン価格

ウォークマン初のオープン価格モデル。

録音はオートリバース未対応。


 



 

<耳元リモコンという新発想>

 
型名:
WM-EX922
 
通称:
ウォークマン
本体寸法(WxHxD):

78.9×124.4×25.9mm

重量(充電池含む):
210g
電源:

付属ガム型充電式電池(NC-6WM)

  単三乾電池×1
  電灯線(別売ACアダプタAC-E15L)
  カーバッテリ(別売DCC-E115L)
電池寿命:
マンガン電池5時間、アルカリ電池17時間(単三乾電池)
充電式電池6時間、充電式+アルカリ電池併用23時間
最大出力:
ヘッドホン出力5mw+5mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
  MEGA BASS(EX D.B.B.回路)搭載 
  快適音量スイッチ(A.V.L.S)装備
付属ヘッドホン:
ツインターボ方式音漏れ減少ワイヤレスレシーバ
A面/B面おしらせ機能・3曲AMS・ブランクスキップ
  14倍高速サーチ・一曲リピート機能
  音揺れガードメカ・オートテープセレクタ・オートリバース機能搭載
標準価格:
17,500円(税別)

コード巻取り型の最終形態

ウォークマンでかねてより取り組まれている「ヘッドフォンコードの本体収納」に対する、ひとつの完成形といえるモデル。前作EX911で見せたリモコン機能とヘッドフォン収納の両立は、リモコンにヘッドフォンコードを巻き取らせるという仕組みで実現していました。しかし、収納操作としてはやや煩雑になってしまい、またコンパクトであって欲しいリモコン部が大型化してしまうというデメリットが生じていました。このモデルはこれらの問題を「ヘッドフォンそのものにリモコンを合体」させるという、これまた職人芸的なパッケージングで解決。(写真では分かり図らいのですが)右側ヘッドフォンにワンボタン式(実はこれまでずっと○anasonicが採用してきた方式)のテープ操作ボタン、左側ヘッドフォン部に音量調節つまみを内蔵。これによってリモコン付きヘッドフォンの本体完全収納を実現しました。また、このモデルから、これまで重低音補正回路「EXD.B.B.」が新たにMEGA BASS(メガベース)として装備されました。

このワンボタンリモコン、個人的には非常に気に入ってる方式です。リモコンを全く見ることなく操作でき、かつリモコン自体が非常にコンパクトに出来ます。以前ウォーキングステレオとして○anasonic機を選択した決め手もまさにこのリモコンの存在でした(さすがに耳元にボタンはありませんでしたが)。ソニーの採用でひょっとしてこれで業界標準となるか?と思ったのですが、あとが続きませんでした(リモコンが液晶表示競争になって小型化や操作性という考えが消え去ってしまった)。残念。





 

<超多機能「録再機」>

 
型名:
WM-GX822
(キャリングポーチ付属)
通称:
レコーディングウォークマン
本体寸法(WxHxD):
108.2×79.9×29.4mm
重量(充電池含む):
210g
電源:

付属ガム型充電式電池(NC-6WM)

  単三乾電池×1
  電灯線(別売ACアダプタAC-E15L)
  カーバッテリ(別売DCC-E115L)
電池寿命:
マンガン電池2時間、アルカリ電池8時間(単三乾電池)
充電式電池4.5時間、充電式+アルカリ電池併用12.5時間
最大出力:
ヘッドホン出力4mw+4mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
  MEGA BASS搭載
  FM/AMステレオ/オートメモリースキャン機能
付属ヘッドホン:
ツインターボ方式音漏れ減少ワイヤレスレシーバ
  A面/B面おしらせ機能・3曲AMS・ブランクスキップ
  14倍高速サーチ・3WAYリピート機能
音揺れガードメカ・オートテープセレクタ・オートリバース機能搭載
  小型ステレオマイク&マイクスタンド付属
標準価格:
37,000円(税別)

録再モデルの到達点   

その多機能度において最高峰と言えるモデル。ウォークマンの基本機能を備えた上で、時計内蔵&ラジオタイマー録音、3WAYリピート(4秒ICリピート、区間リピート、一曲リピート)、再生スピードコントロール(+30%〜-20%)などの機能を装備。また、ヘッドフォンリモコンはついにウォークマン初のELバックライトを装備しました(以後リモコンの液晶表示競争が始まる)。

カセットウォークマンとしてこれを超える多機能モデルはもう出ないでしょう。


レコーディング「ウォークマン」

WM-RX822

(キャリングポーチ付属)

標準価格:29,800円(税別)

GX-822のチューナーなしモデル。


ベーシック「ウォークマン」

WM-EX633

(イキャリングポーチ・ヤーレシーバー付属)

標準価格13,000円(税別)

右下のうなぎみたいなマークは当時連続25時間以上再生できるウォークマンを示すスナミナマーク。しかしこの本体ボタンデザインはかなり凝ってます。。


ベーシック「ウォークマン」

WM-EX641

(キャリングポーチ・イヤーレシーバー付属)

標準価格13,000円(税別)

EX633のデザイン違いモデル。他に、このEX641とまったく同形・同価格ながら型番違いのEX642があった。なぜ?

[2003年3月22日追記]

型番違いのモデル存在理由は、このEX641は全国の大手量販店向けに開発されたモデルであり、 641は関東以北、642は関東以南向けに出荷するために型番を変えていたそうです。(情報提供:松本市の萩原様 ありがとうございました)


 



 

<美・ウォークマン>

 
型名:
WM-EX5
(キャリングポーチ付属)
通称:
ウォークマン
本体寸法(WxHxD):
79×111.7×22.8mm
重量(充電池含む):
170g
電源:
ガム型充電池(NH-9WM)、
  単三乾電池×1
  電灯線(別売ACアダプタAC-E15L)
  カーバッテリ(別売DCC-E115L)
電池寿命:
マンガン電池11時間、アルカリ電池41時間(単三乾電池)
充電式電池22時間、アルカリ乾電池+充電池兼用62時間
最大出力:
ヘッドホン出力5mw+5mw
ノイズリダクション:
DOLBY-B
 

MEGA BASS・GROOVE・REVIVE搭載・快適音量スイッチ(A.V.L.S)装備

付属ヘッドホン:
重低音ヌード付属・ELバックライト付きリモコン装備
  A面/B面おしらせ機能・9曲AMS・ブランクスキップ・一曲リピート
  36倍高速サーチ
音揺れガードメカ・オートテープセレクタ・オートリバース機能搭載
標準価格:
オープン

テーマは「美」

前作EX1/2は15周年モデルということもあって、新機能の充実をアピールしていましたが、このモデルは「美しさ」をコンセプトとして登場。アクリル製のパネルはハーフミラー的な加工が施され、角度によってシースルーとなるといった凝った趣向が施されていました。音質面でも、これまでの重低音再生(EXD.B.B.)を発展させ、重低音モード「MEGA BASS」に加え、さらに重低音を強調した「GROOVE」、また昔の録音で高音がダレたテープの再生に対応した「REVIVE」の3種類のエフェクトが搭載されました。これにあわせて、ヘッドフォンも耳の中まで入り込むデザインの「重低音ヌード」が採用されました。また、連続再生時間も62時間とさらに強化。頭出しも36倍に高速化されました。

また、このモデルはカタログなどでは表示されていませんが、メカ駆動にある工夫がこらされています。通常ウォークマンはゴムベルトで2つのフライホイールを駆動する仕組みを採用していますが、このモデルでは、再生時と早送り・巻き戻し時それぞれでベルトのテンションを変化させる機構を採用していました。(再生時はテンションを弱めて消費電力を削減し、パワーが必要な早送り・巻き戻し時はテンションを戻す)

ちなみに、これまで長い間ウォークマンデザインとして採用されていたホールドシャッターが、このモデルで最後となりました。


FM/AMチューナ付き「ウォークマン」

WM-FX5

(キャリングポーチ・イヤーレシーバー付属)

オープン価格

EX5のチューナ付きモデル。


「ウォークマン」

WM-EX3

(キャリングポーチ・イヤーレシーバー付属)

オープン価格

EX2の後継モデル。ヘッドフォンが「重低音ヌード」になり、3つのエフェクトが追加。ホールドシャッターも省略された。


FM/AMチューナ付き「ウォークマン」

WM-FX833

(キャリングポーチ・イヤーレシーバー付属)

標準価格22,000円(税別)

FX822のマイナーチェンジモデル。デザインの変更のほか、ヘッドフォンが「重低音ヌード」になり、GROOVEエフェクトが追加。


FM/AM/TVチューナ付き「レコーディング・ウォークマン」

WM-GX322

(キャリングケース・イヤーレシーバー付属)

標準価格12,000円(税別)

GX312の後継モデル。出力110mw+110mwのステレオスピーカが装備された。ウォークマンというよりミニラジカセですねこれは。




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